9月ST訓練日のお知らせ
―「ことば」だけを見ない、まなびのハコのST訓練―
10月のST(言語聴覚士)訓練日は、10月4日(日)に決まりました。
これまでST訓練を受けてくださっている方はもちろん、
「STってどんなことをするんだろう?」
「特別に困っているわけではないけれど、一度見てもらおうかな」
「ことばや発音で、少し気になることがある」
そんな方にも、ぜひ一度利用していただけたらと思っています。
STは「ことば」だけを見る専門職ではありません
ST(言語聴覚士)は、ことばの発達や発音、コミュニケーションなどを専門的な視点から見ていきます。
例えば、
「言いたいことはあるけれど、うまくことばにならない」
「発音が少し気になる」
「会話のキャッチボールが難しい」
「質問に対して違う答えが返ってくる」
「自分の気持ちをことばで伝えるのが苦手」
など、気になることはお子さまによってさまざまです。
そして実は、こうした「ことば」や「コミュニケーション」は、ことばだけにアプローチすればいいとは限りません。
姿勢や身体の使い方、呼吸、口周りの動き、集中のしやすさ、感覚の受け取り方、手先の活動、認知面など、いろいろな力が関係しています。
まなびのハコには、PT・OTがいつもいます
ここが、私たちが大切にしている「まなびのハコの良さ」の一つです。
まなびのハコには、PT(理学療法士)・OT(作業療法士)が常におり、ST訓練の日にもすぐ近くに専門職がいます。
つまり、STが訓練をしていて、
「この姿勢、少し気になるな」
「身体の使い方も一緒に見た方がよさそう」
「手先の課題とことばの課題、何かつながっていそう」
と感じたときに、すぐPTやOTに相談することができます。
反対に、普段PTやOTが関わっているお子さまについて、
「最近こんなことばが増えてきた」
「説明することが少し苦手そう」
「コミュニケーションの部分をSTにも一度見てもらいたい」
となれば、STにつなぐことができます。
同じ場所に専門職がいるからこそ、必要なときにすぐ相談できる。
そして、それぞれが別々にお子さまを見るのではなく、PT・OT・STそれぞれの視点を持ち寄って、一人のお子さまについて考えることができる。
これは、まなびのハコがこれからも大切にしていきたいことです。
普段の様子を知っているから、STにもつなげやすい
普段からまなびのハコに来てくださっているお子さまの場合、PTやOTがこれまでの様子や変化を知っていることも大きな強みです。
「最初はこんなことが苦手だったけれど、最近ここが伸びてきた」
「身体の使い方が変わってきて、活動への集中も続くようになってきた」
「最近、自分から話してくれることが増えた」
そんな日々の小さな変化も含めて共有しながら、STの専門的な視点を加えることができます。
一回の訓練だけを切り取って見るのではなく、これまでのお子さまの姿と、今のお子さまの姿、そしてこれから伸ばしていきたい力をつなげて考える。
そんな関わりができたらと思っています。
「困ってから」ではなく、「ちょっと見てもらおうかな」で大丈夫
私たちは、ST訓練を「何か大きな困りごとがある子だけが受けるもの」にはしたくありません。
「これって年齢的なものかな?」
「家では気になるけれど、相談するほどなのかな?」
「一度専門職の目で見てもらいたい」
そんな段階で大丈夫です。
一度見てもらった結果、
「今はそれほど心配しなくても大丈夫そうですね」
となることも、大切な答えの一つだと思っています。
反対に、小さな気づきから「今ここを少しサポートしておくと、これからにつながりそう」ということが見つかるかもしれません。
一人のお子さまを、いろいろな角度から
PTだから身体だけ。
OTだから手先だけ。
STだからことばだけ。
まなびのハコでは、そんなふうに専門分野をきっちり分けてしまうのではなく、それぞれの専門性を活かしながら、みんなで一人のお子さまを見ることを大切にしています。
身体も、ことばも、学習も、コミュニケーションも、生活も、全部つながっています。
PT・OT・STがすぐ近くにいて、気になることがあればその場で相談できる。
「この子に今、何が必要なんだろう?」
を専門職同士で一緒に考えられることは、まなびのハコの大きな強みだと思っています。
10月4日のST訓練。
いつも利用してくださっている方も、まだST訓練を受けたことがない方も、
「一回、見てもらおうかな」
くらいの気持ちで、ぜひお気軽にご相談ください。
お子さまの「できていること」を一緒に見つけながら、その先の「もっと伸びそう!」につなげていけたらと思っています。
ご予約・お問い合わせ、お待ちしております
2026年09月01日 11:21
