遊ぶ姿から見えてくるもの(ボールプール編)
まなびのハコには、子どもたちに大人気のボールプールがあります。
実はこのボールプール、既製品ではなく、まなびのハコ監修として特注で作っていただいたものです。
ボールプール全体の大きさや深さ、周囲の硬さ、ボールの色まで、子どもたちが楽しく遊びながら、さまざまな身体の経験ができるようにこだわりました。
カラフルなボールを見ると、子どもたちは自然と笑顔になります。
勢いよく飛び込んだり、全身をボールの中に埋めたり、好きな色を集めたり、スタッフと投げ合ったり……。
同じボールプールでも、遊び方は一人ひとり違います。
「やってみたい!」「おもしろそう!」
そんな気持ちは、子どもたちが身体を動かし、人と関わるための大切な原動力です。
「ただ遊ぶ」だけではない、さまざまな使い方
ボールプールの周囲はしっかりとした硬さがあり、その縁を歩くこともできます。
細い縁の上でバランスを取りながら歩くことで、足を前に運ぶ「継ぎ足歩行」の練習や、バランス能力を養う遊びにもつながります。
また、ボールプールにはしっかりとした深さがあります。
縁をまたいで中へ入り、再び外へ出る動作は、浴槽をまたぐ動作と似ています。そのため、遊びながらお風呂に入る動作の練習をすることもできます。
ボールの中では足元が不安定になるため、立つ、歩く、しゃがむ、方向を変える、起き上がるといった動きにも、普段とは違う身体の使い方が必要です。
全身にボールが触れる感覚を楽しみながら、体幹を使い、バランスを取り、自分の身体をどのように動かせばよいかを自然に学んでいきます。
無邪気に遊ぶ姿も、大切な評価の時間です
子どもたちにとっては、夢中になって遊ぶ楽しい時間。
しかし、訓練士はその無邪気に遊ぶ様子から、たくさんのことを見ています。
どちらの足から入るのか。
縁をどのようにまたぐのか。
手をどこにつくのか。
不安定な場所で、どのようにバランスを取るのか。
身体の力を抜いて、ボールに身を委ねられるのか。
怖さや不安を、どのように表現するのか。
困ったときに、誰かに助けを求められるのか。
ボールプールへの入り方や出方、姿勢の変化、身体の委ね方、力の入れ方、遊び方の好みなどから、その子の身体の特徴や感覚の受け取り方を丁寧に見ています。
その評価をもとに、一人ひとりに合った関わり方や遊び方を考え、必要な介入へとつなげていきます。
声をかけるタイミングにも意味があります
同じ遊びを提供しても、声をかけるタイミングや言葉によって、子どもの反応は変わります。
すぐに手を貸したほうが安心して挑戦できる子もいれば、少し待つことで、自分で方法を考えられる子もいます。
「頑張って」と声をかけるのがよいときもあれば、あえて見守ることが、その子の力を引き出すこともあります。
今は誘うタイミングなのか。
もう少し見守ったほうがよいのか。
次はどんな遊びへ展開すると、その子の「もう一回!」につながるのか。
まなびのハコのスタッフは、子どもの表情や身体の動きを細かく見ながら、その瞬間に合った声かけや遊びを組み立てています。
私たちは、子どもの「やってみたい」を引き出し、遊びを発展させるプロ集団です。
「訓練らしくない訓練」を大切に
まなびのハコでは、訓練のために無理に身体を動かすのではなく、子ども自身が「楽しい」「もう一回やりたい」と思える遊びを大切にしています。
楽しいから、何度も挑戦する。
繰り返すうちに、身体の使い方が変わっていく。
できた経験が、次の意欲や自信につながっていく。
一見、ただ楽しく遊んでいるように見える時間の中にも、その子に必要な経験と成長のきっかけがたくさん詰まっています。
特注で作った、まなびのハコこだわりのボールプール。
これからも子どもたちの笑顔を大切にしながら、一人ひとりの身体や発達に合った遊びと関わりを提供していきたいと思います。
まなびのハコ監修の遊具として、オーダーメイド制作も可能です
このボールプールは、まなびのハコが子どもたちの身体や発達、実際の訓練場面を考えて作った、こだわりの遊具です。
施設の広さや利用されるお子さまの年齢、目的などに合わせて、まなびのハコ監修のもと、オーダーメイドでお作りすることもできます。
「施設に合った遊具を取り入れたい」
「遊びながら発達を支えられる環境を作りたい」
「実際にどのように使っているのか見てみたい」
という方は、ぜひ一度、まなびのハコへ見学にお越しください。
実物をご覧いただきながら、ボールプールの特徴や、訓練・遊びへの取り入れ方についてもご紹介いたします。
子どもたちが夢中になって遊べること。
そして、その遊びが一人ひとりの成長につながること。
そんな思いを込めた、まなびのハコこだわりのボールプールです。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
2026年09月08日 14:02
