外部指導に行くからこそ見えてくる、子どもたちの姿
こんにちは。西宮市の自費訓練施設「まなびのハコ」です。まなびのハコでは、ハコでの個別訓練だけでなく、市などの公的機関から依頼を受けたり、デイなどの外部の施設へ出向いて指導を行っています。
私たちが外部指導を大切にしているのは、子どもたちが過ごす現場や、集団の中での姿から学べることがたくさんあるからです。
個別の時間だけでは見えない姿がある
子どもと大人が一対一で向き合う個別訓練では、その子のペースに合わせて、得意なことや苦手なことをじっくり見ることができます。
一方、友達と一緒に過ごす集団の場面では、また違った姿が見えてきます。
例えば、
• 個別ではできることが、周りに人がいると難しくなる
• みんなへの説明を聞いて、次に何をするか考えることに時間がかかる
• 順番を待ったり、友達と気持ちを合わせたりすることに戸惑う
• 個別では控えめでも、友達と一緒だと生き生きと力を発揮する
どちらも、その子の大切な姿です。
「個別ではできていたのに、どうして集団では難しいのだろう?」
その理由を考えるためにも、実際の場面を見ることが大切だと感じています。
現場を見ることで、必要な支援が見えてくる
集団の中で何かがうまくいかないとき、その理由は一つとは限りません。
周りの音が気になっているのかもしれません。説明の量が多くて、何から始めたらよいか分からないのかもしれません。また、体の使い方や気持ちの切り替えに難しさを感じていることもあります。
実際の環境や、そのときの子どもの様子を見ることで、
「どこで困っているのかな?」
「どんな伝え方なら分かりやすいかな?」
「環境を少し変えると、取り組みやすくなるかな?」
と、具体的に考えることができます。
そして、子ども自身の力を育てることと、周りの関わり方や環境を工夫することの両方が大切だと、改めて気づかされます。
集団の姿を、個別訓練にも生かしていく
外部の現場で子どもたちと関わることは、私たち自身の学びにもつながっています。
集団の中で必要になる力や、現場の先生方が日々工夫されていることを知ることで、まなびのハコでの個別訓練においても、
「今、この子にとって何が必要だろう」
「どんな経験を積んでいくと、生活の中で力を発揮しやすくなるだろう」
と、より具体的に考えることができます。
個別の場でできるようになったことが、お友達との遊びや学び、毎日の生活の中でも少しずつ生きていく。そのために、私たち自身も現場から学び続けていきたいと思っています。
その子らしい「できた」を増やすために
まなびのハコが目指しているのは、苦手なことだけを練習する支援ではありません。
お子さまの得意なことや好きなことを大切にしながら、困っていることの背景を一緒に考え、その子らしく過ごせる方法を見つけていきたいと考えています。
個別でじっくり見ること。そして、集団や現場の中で見ること。
それぞれの視点を大切にしながら、これからも子どもたちの「できた」「楽しい」「やってみたい」を応援していきます🌱
お子さまの発達や、日常生活の中での気になることがありましたら、お気軽にまなびのハコへご相談ください。
2026年10月27日 16:05
